不倫慰謝料 [事例4]

時効完成間近で慰謝料請求し、訴訟で慰謝料30万円獲得

50代男性
立場慰謝料請求額
慰謝料を請求する側 30万円

背景

Aさんは約3年前に妻の不貞行為が原因で離婚をしましたが、慰謝料は請求していませんでした。
しかし、離婚をしてもうすぐ3年という時期になり、Aさんは、やはり元妻と不貞相手の不貞行為につききちんと清算しておきたいというお気持ちになり、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

不貞行為の慰謝料請求権の消滅時効は3年ですので、Aさんが当事務所にご相談にいらっしゃったのは時効完成ギリギリの時期でした。
そこで、まずは時効を中断させることを最優先事項とし、受任後すぐに元妻の不貞相手に対し内容証明郵便で慰謝料を請求するとともに、いつでも訴訟を提起できるよう準備を進めました。なお、元妻には資力がないことが分かっていましたので、請求は不貞相手のみに絞ることにしました。
そして、当時依頼した調査会社の調査報告書などの証拠類をAさんにご準備いただき、元妻の不貞相手に対し訴訟を提起しました。

結果

訴訟を提起したところ、相手方が不貞行為があったことを否認してきたため、当方としては不貞行為の事実を丁寧に立証していく必要がありました。
しかし、Aさんにご準備いただいた調査会社の調査報告書は、内容的に不貞行為を直接立証するには極めて弱いものでしたので、場合によっては請求棄却の可能性もありました。
そこで、肉体関係の立証がない場合でも慰謝料を認めた裁判例の調査・分析を行い、それをもとに本件で違法性を構成しうる具体的な事実を丁寧に拾い上げ、主張・立証を行っていきました。
そうしたところ、裁判官から強い和解勧告があったこともあり、最終的に慰謝料30万円で訴訟上の和解をすることができました。

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